暑熱順化
こんにちは、ナーシングホームしあわせ川沿、看護師Iです。6月の札幌はライラック祭り、よさこいソーラン祭り、神宮祭とお祭りが続き賑やかですね。
初夏の心地よい風が吹いたと思えば30度に迫る日があったり、気温の上がらない肌寒い日があったり体調に気をつけて毎日を元気に過ごしたいものです。
2026年の夏も全国的に平年より気温が高く、厳しい猛暑になる見通しのようです。
暑熱順化という言葉を聞いた事があるでしょうか。
暑熱順化とは、体が本格的な暑さに慣れる生理的変化のことです。暑熱順化が完了すると、汗をかいて効率よく体温を下げられるようになり、熱中症のリスクを大幅に下げることができます。
体が暑さに慣れていない時期に気温が急上昇すると、うまく汗をかけず体内に熱がこもってしまい、熱中症を引き起こしやすくなります。
体が暑さに慣れると以下のような変化が起こります。
🌈汗の機能向上
低い体温からでもスムーズに汗をかき始め、体温の上昇を防ぎます。
🌈汗の成分変化
汗に含まれる塩分が体内に再吸収されるようになり、脱水症状に陥りにくくなります。
🌈皮膚の血流量増加
皮膚の血管を広げて熱を体の外へ逃がしやすくなります。
暑熱順化には個人差はありますが数日から2週間かかります。
日常生活で意識的に軽く汗をかく練習をすると良いようですが「やや暑い環境」で「ややきつい」と感じる強度の運動を1日30分程度行うのは難しいと感じる人も多いのではないでしょうか。運動が難しい方はシャワーで済ませず湯船に浸かってじっくり汗をかくことも効果的なのだそうです。
暑熱順化をしていても熱中症を完全に防げるわけではありません。暑い日は無理をせず喉が渇く前にこまめな水分補給を心がけましょう。
エアコンを使いながら皆様お健やかにお過ごしください。

