ナーシングホーム⼋軒

食事について🥕

こんにちは。しあわせ八軒夜勤看護師Hです。

前回紹介させて頂いた玄関の桜が満開になりました🌸。訪問へ伺うと、利用者様から「玄関の桜綺麗だね」とお声を掛けて頂きます。今年は桜の開花が例年よりも早いそうですが、しあわせ八軒は一足早く春を感じています☺️

先日WBCで日本が優勝し、テレビなどで大谷翔平選手が「食事」「睡眠」がとても大切であると話されていました。

それは全ての人に言える事であると感じます。「食事」や「睡眠」「運動」は生活の基盤であり、健康維持の3要素と言われています。

今日はしあわせ八軒の食事についてのお話です。

パーキンソン病患者さんには体重が減っていしまう方が多く、色々な要因があると言われています。咀嚼・嚥下機能が低下してしまったり、便秘や薬の副作用による食欲不振、食べるスピードが遅くなり疲れて食事量が取れなくなったりします。胃や腸の消化管活動の動きが遅くなって栄養が吸収されにくくなったり、すぐに満腹感を感じやすくなる事も関係しているようです。さらには筋肉の硬さや不随意運動が消費カロリーを増すとも言われています。

体重が減ってしまうと低栄養状態を来たし、体力が落ち筋肉量も低下し疲れやすくなったり、歩行姿勢が悪くなったり様々なところに影響します。

しあわせ八軒では食事摂取状況を常に観察し、利用者様に合った食事形態の提供を行っています。

咀嚼・嚥下機能の低下によってムセみられる時は、食事や水分にトロミを付けたり、おかずを小さくカットしたり食事形態の工夫を行っています。

また一度に沢山食べられない方には、栄養補助食品を提供させて頂いています。

少量で効率的に栄養素やエネルギーを補給する事を目的に作られた半消化態栄養剤です。半消化態栄養剤はたんぱく質、脂質をそのまま含んでおり、通常の食事に近い栄養剤です。味も良く、経口摂取に向いていると言われています。

その他食事摂取と服薬時間などを検討したり、食事の姿勢や、食事量や食器、スプーンなどの検討、体重の管理も行っています。

これからもスタッフ全員で様々な工夫を行い、利用者様が健康な生活が送れるよう努力していきたいと思います。

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