ナーシングホーム西野

少年の頃

しあわせ西野看護師島田です。

 先日、あるご高齢の利用者様の訪問に初めて伺った時の事です。
居室の壁には、“愛” “夢、心”と半紙に毛筆で書かれた作品が飾られていました。
日常的に使われるこの言葉は、優しい響きがありますが、平仮名で書かれるよりも漢字の方が奥深さや豊かさがより伝わるように感じられます。
 「習字は、小学校で習っただけだよ。字は、正しい書き順が大事なんだよ。」とバランスの良いきれいな文字を書くコツを熱く語ってくれました。
 「運動会ではね、体格の良い同級生たちに混じって走って3等をとったよ。ノートや鉛筆の景品をいっぱいもらって嬉しかったよ。」
その当時、文房具や日用品がとても貴重品だったのです。
運動会で数々の戦利品を手に入れた事を愉快そうに話されます。
「お見事です!」

 日常生活に少しのサポートを必要とされるようになられた今、懐かしい音楽にも耳を傾け、毎日の生活を密かに楽しまれています。
 1970年代、音楽に出会い、音楽を愛し、音楽に助けられ、選びに選んで買われたCDを大切にされ、何度もかけては歌を口ずさんでおられます。
 音楽への情熱や興味も尽きないことなのでしょう。

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