ナーシングホーム西野

花粉症について

こんにちは、しあわせ西野看護師Tです。今日は花粉症についてお話ししようと思います。ちなみに私は花粉症です(軽度)😭

・症状

水のような「鼻水」🤧と、繰り返す「くしゃみ」、🤧「鼻づまり」が3大主徴です。

目にもかゆみや異物感が生じ、花粉飛散量に比例して症状が悪化する傾向があります。鼻症状は呼吸がしづらくなるため、集中力の低下🌀やよく眠れないなど、勉強や仕事、家事に大きな影響を及ぼします🫣また、花粉症の人の中には、果物や生野菜を食べた後、数分以内に唇、舌、口の中や喉にかゆみやしびれ、むくみなどがあらわれることがあります。😵これは、口腔アレルギー症候群と呼ばれており、花粉にあるアレルギーの原因となる物質(アレルゲン)と、果物や野菜に含まれるアレルゲンが似ているために起こります。

花粉症は地域によって原因花粉が異なります。本州ではスギ花粉症が有名ですが、北海道にはスギがほとんど無いため、スギ花粉症は、ほぼありません。ただ、シラカバ花粉症には注意が必要です。😱シラカバの木は、札幌の街路樹に大変多く、雑木林にも多く生育しています。さらに、シラカバの親戚でカバノキ科属の「ハンノキ」という樹木は、シラカバほど多くないものの、一月早く雪解けのころから花粉を飛ばしています😰

大体人口の1、2割が花粉症を持っているようですが、花粉症の人がすべての花粉に反応するわけでもありません。カモガヤとヨモギという原っぱに生えてる雑草が原因となるものもありますが、その場合は男の子👨にやや多い傾向があります。これはおそらく原っぱで遊ぶ事が多く、より花粉に接する機会が多いためと考えられています。

誰もが等しく花粉症になるわけではないですが、大体は毎年少しずつ花粉に暴露され、ある時期限界を越えて症状が発症します。そのため、花粉症は大人に多く、30歳過ぎると出てきやい疾患です。女性👩にやや多い傾向があり、症状の重さ軽さも人それぞれです🤔

花粉症における鼻や目のケア

(1)鼻のケア

・鼻の洗浄
鼻に入り込んだ花粉やホコリなどは、洗い流すのが効果的です。ただし、水道水は塩素などを含んでいて鼻の粘膜を傷つけてしまうので、体液に近い組成の市販の生理食塩水が良いです。

・鼻の粘膜の保護
繰り返して鼻をかむと鼻が荒れるので、荒れてしまったら白色ワセリンなどを塗ると良いです。保湿ティッシュで鼻をかむことも有用です。

・室内の加湿
鼻腔に炎症があると粘膜機能が低下するので、室内を加湿して水分を補ってください。空気が乾燥しているときはマスクが有用です。

・マスク😷
マスクは、花粉の飛散の多いときには吸い込む花粉をおよそ3分の1から6分の1に減らし、鼻の症状を軽減させる効果が期待されています。また、花粉症でない人も、花粉を吸い込む量を少なくすることで、新たに花粉症になる可能性を低くすることが期待されています。ただし、風が強いとマスクをしていても鼻の中に入る花粉は増えます。マスクをしていても完全防備にはならないので過信は禁物です。

(2)目のケア👀

・目の洗浄👁️
花粉やホコリなどの異物は、洗い流すのが効果的です。🌟ただし、目は表面が涙で守られており、水道水で目を洗うことで細胞が傷つくことがあり、また涙も洗い流してしまうので、市販の人工涙液を利用しすると良いです。🤔

・目の疲労の回避👁️
長時間にわたりテレビを見続けることやパソコンで作業を続けることは目に負担をかけてドライアイなどの原因になるだけでなく、めまいや頭痛、睡眠障害などの心身に健康障害があらわれるVDT症候群(visual display terminal syndrome)を招いてしまいます。😵目から画面(モニター)まで50cmくらい離すようにして、1時間見続けたら15分間程度の休憩を設けてストレッチなどで身体をほぐすようにすると良いです。😁また、目に炎症があるときはそれだけで目に負担をかけるので、コンタクトレンズの使用を控えてメガネをかけ、意識的に目を休めると良いです✨

季節の変わり目で体調を崩しやすい時期ですがどうぞお体に気を付けてくださいね。ではまた🙌

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