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🍀グリーフケア🍀

こんにちは!

しあわせ八軒 夜勤介護のCです😁

今月は研修で「精神的ケア」

<グリーフケア>について学びました📝

▫️まず、グリーフって?

「grief(グリーフ)」は、「悲嘆」や「深い悲しみ」を意味する英単語で、とくに愛する人と死別した際の悲しみを指しています。くわえて「悲嘆」は愛情を注いだり依存する対象と死別・別離した際に生じる反応のことを言います。

福祉の現場で無くても、身近な方が大切な人やペットなど死別のショックから、悲しみ、孤独感や絶望感、不安を引き起こし、睡眠障害や食欲喪失、体力低下など、身体的な症状が現れたり、日常生活や行動パターンが変わったりするケースがあるかと思います。

こういった時に“寄り添える人”グリーフケアを知っていると、大切な人の精神的ショックから立ち直るまでの支えが正しく行えます。

▫️グリーフケアの基本的な考えと目標

グリーフケアの基本的な考え方は、グリーフ(悲嘆)の感情や行動を否定せず、受け入れること。

大切な人を失った悲しみは、心や体に影響を与えるほど大きな出来事です。精神的・肉体的な不調を抱えるのは正常な反応だと理解して、悲嘆を取り除かないようにします。ムリに感情をおさえ込んだり自分を奮い立たせたりすると、逆効果になりかねないので、注意してください。

またグリーフケアの目標は、遺族が死別の悲しみから立ち直ること。最終的には、死別の経験を通して人間的に成長したり、生きるエネルギーが湧いてきたりする状態が理想です。

▫️グリーフケアの流れ・プロセス

1.ショック期

まず最初に訪れるのが「ショック期」です。

ショック期は、故人の死に驚いて、茫然としたり感覚が麻痺したりする時期。また大切な人が亡くなった事実を認められず、パニック状態に陥る方もいます。

2.喪失期

次に「喪失期」がやってきます。喪失期は、故人に会いたい気持ちが募って、悲しんだり落ち込んだりする方が多いです。

故人が亡くなった現実を受け入れはじめたことで、強い感情や症状が現れやすい段階。頭では理解しているのに、故人が生きているかのような感覚を覚えるケースもあります。

3.閉じこもり期

激しい感情の湧き上がる喪失期が過ぎたら「閉じこもり期」に入ります。閉じこもり期は、故人の死を受け入れた結果、罪悪感や怒り、混乱、絶望などの複雑な感情が生まれてくる時期です。

眠れなくなったり、悪夢を見たり、人に会えなくなって引きこもったりする方もいらっしゃいます。また命日や記念日など、故人と特別な思い出のある日は、感情の揺れ幅が大きくなる「記念日反応」が起きるのも特徴です。

4.再生期

ショック期、喪失期、閉じこもり期のプロセスを経て「再生期」と呼ばれる回復の段階がやってきます。

▫️まとめ

大切な人と死別した方の感情を受け入れる。回復までには段階があり、ゆっくりと時間かけてプロセス経て寄り添い、その方が大切な人の“死”を受け入れるまで支援していく事学びました。

人間はすぐ切り替えができるほど強くはありませんが、立ち直れなくなるほど弱くもない。と個人的には思い、自分は“寄り添える人”でありたいなと感じた研修でした😊

⭐︎しあわせ八軒オフショット⭐︎

しあわせ八軒の男性陣は麻雀が大好きです✨

楽しくて、脳リハビリにもなり、

一石🪨二鳥🦆✌️

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