ナーシングホーム西野

急変に結びつく危険な徴候

こんにちは、しあわせ西野看護師Tです。最近は例年通り雪かきをする事が増えて大変になってきましたね。🥶私は、普段運動不足なので運動と思いがんばってます💦今日は急変に結びつく危険な徴候の話しをします。🤔実際、60〜70%の症例で心肺停止の6〜8時間前に何らかの前兆が認められると報告されています。徴候に早期に気付いて必要な処置を実行することが、重篤化を回避し、🫀生命を守ることにつながるわけです。急変の最初の対応は、急変として発見する前の、その変化の気づき👀からはじまっています。

⭐1.正常な状態を知る

気づきは具体的な症状というよりは、「何か変」「いつもと違う」といった、漠然としたいわば第六感のようなものです。例えば、これまで呼吸苦を訴えたことのない人が「ちょっと息苦しいんだよ」と言ったり、今日に限って上着を着ている、肩が上がっている、テレビを見ている姿勢が違うなど、実はとても些細なことなのです。その場面だけみれば、取り立て気にする状況ではないですが、それまでのその人の様子と比較すれば、今までにない変化かもしれません。その人にとっての正常な状態を理解しておくことが大前提です。それを知らなければ「何か変」とは考えられないからです。

⭐2.キラーシンプトムの見極め

呼吸不全や循環不全、ショック、中枢神経障害、代謝不全といった急変や死に結びつく可能性のある危険な徴候をキラーシンプトムといいます。例えば

1.呼吸の異常

☆24回/分以上の頻呼吸や明らかに不十分な呼吸、努力様呼吸

☆吸気/呼気時の異音・雑音

☆動脈血酸素飽和度(SpO2)の急激な低下

2.末梢循環の異常

3.外見と意識の異常

があります。色々難しいことがありますが、とにかく大事なのは「いつもと何か違う」という事に気づく事が大事であるということです。私達は、その徴候を見逃さない様に日々観察しています。こらからも入居者様の状態をしっかりと見極め穏やかに暮らして頂けるように観察、援助していきます。それでは皆さま、まだまだ寒い冬❄️が続きますが体調を崩さぬ様😷お気をつけて。ではまたお会いしましょう🙌

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