ナーシングホーム⼋軒

AEDが設置されました

こんにちは。しあわせ八軒夜勤看護師Hです。

先日しあわせ八軒にAEDが2台設置されました🫀

突然ですが、日本では多くの人が心臓突然死で命を失っています。心臓が原因で突然心停止となる人は1年で約7.9万人。一日に約200人、7分に1人が心臓突然死で亡くなっていると言われています。この数値をみて、心臓突然死の頻度に驚きました。その原因は「心室細動」と呼ばれる重篤な不整脈によって、心臓が震え血液を全身に送り出せなくなってしまった為です。

AEDは自動体外式除細動器(Automated External Defibrillator)の略称で、自動的に心電図の測定・解析を行い、「心室細動」の傷病者に対して電気ショックを与え(除細動)、心臓を正常なリズムに戻すための医療機器です。

心臓が停止すると1分経過するごとに7~10%ずつ救命率が低下すると言われています。心室細動からの救命には迅速な心肺蘇生とAEDによる電気ショックが必要です。電気ショックが1分遅れるごと救命率は10%ずつ低下します。このことから10分以上AEDが使用されないと生存が難しいことがわかります。コロナ禍で救急車の要請頻度が上がり、令和3年度の救急車の現場到達所要時間が約9.4分(前年度約8.9分)と言う消防省からの公表が今年1月にありました。救急車を待っていては間に合いません。出来るだけ早い段階で除細動を開始する事が生存率を上げる事につながります。そして救命を開始するのは、その場に居合わせた誰もが可能なのです。

突然の心停止から救命するために出来る事は

①119番通報

②胸骨圧迫(心臓マッサージ)

③AEDによる電気ショックです。

胸骨圧迫による心肺蘇生とAEDの併用利用で救命率は4倍になると言われています。

しあわせ八軒では、すべてのスタッフが正しくAEDが使用出来、心配蘇生が行え、質の高い一時救命処置を身に付けられる様勉強会を行っていきます。

使用方法

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