社長ブログ

介護のお仕事の基本(三大介助)とは?

松の内のにぎわいも過ぎ、いつもの街並みへと戻ってまいりました。
寒の入りとともに、寒さも一段と厳しくなってまいりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
   
本日は介護の代表的介助をご紹介させていただきます。
介護のお仕事には食事介助、入浴介助、排泄介助の三つがあります。
この三つの介助は介護のお仕事の基本であり、どの施設の職員さんも行っている介助です。
三大介助がどのようなものか、内容をご説明します。

①食事介助
障害や病気が理由で食事をとるのが難しい利用者様に食事をするサポートをします。
食事をするための姿勢や、使う福祉用具、食べやすい食事の形態や内容等、考慮します。
利用者様の状況に合わせ、誤嚥(食物、飲み物などが気管に入ってしまうこと)等に注意しながら介助を行います。

②入浴介助
身体の清潔を保ち、健康を維持する重要な役割を担っています。
入浴によってリラックスして食欲の増進や安眠の効果が得られます。
入浴介助では利用者様の身体の状態を観察できるので、健康状態の把握ができますが、その反面、羞恥心やプライバシーを配慮しなくてはなりません。
他の介助にもいえることですが、利用者様の気持ちを考えた介助を心がけましょう。

③排泄介助(はいせつかいじょ)
利用者様の状況に合わせ、トイレを利用できる方はトイレ誘導や着脱、車椅子利用の方は移乗の介助を行ったり、寝たきり等トイレを利用できない利用者様に関してはおむつ交換等の介助を行います。
おむつ交換等の排泄介助を行う際は感染症が蔓延する可能性もあるため、使い捨て手袋やマスク、エプロンを装着する。使用するものはあらかじめ使いやすい状態にしておく。
汚染したものを捨てるビニール袋を初めから準備しておく等の衛生管理も重要です。
また、利用者様の尊厳を傷つけないように配慮することも大切です。

今回ご説明した三大介助は介護のお仕事では欠かせない介助の基本です。
介護のテキストや資料には基本のやり方が載っていますが、利用者様一人ひとり、対応方法は様々です。
利用者様のその時の状況に合わせた介助方法を実践していきましょう。

また、新型コロナウィルスが蔓延する社会に変容して、早いもので3年が経過しました。
職員の安全を守るためにマスク着用は当たり前ですが、フェイスマスクやアイガードの着用、必要に応じてN95マスクと日々、入居者様はもちろんのこと職員の安全も大切な事です。
高齢者の方々は感染すると重症化になる可能性が高いため、今後も感染予防に努めて参ります。



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