胃ろうカテール(PEG)交換
しあわせ西野看護師島田です。
先日、利用者様の胃ろうカテーテル(PEG)交換のため携帯用酸素ボンベ、吸引器(充電式)、保険証類などを持参して大学病院を受診しました。
ご自身では両足をほとんど動かすことができず、手や眼球の動きもとらえにくく、表情や口元の動きでコミュニケーションをとっている状況です。
当日は、雪がちらつくとても寒い日でした。
馴染みのない病院でのPEG交換は、利用者様の負担が大きく、痛みや苦しみが少なく無事に終わるのかという不安を抱いていました。
予約の時間通りに病院に着くと、看護師が優しい笑みを浮かべて歩みより、真剣な眼差しで話かけてきました。
その穏やかな物腰に利用者様の緊張感が和らいだようでしたが、どう関わればリスクを伴う医療行為を安全にすすめられるのかと看護師の困惑した様子も感じられました。
利用者様の日常の様子や指差しでの動作、笑う、怒る、頷くなどの変化とご本人の意思を「はい」「いいえ」で答えられる問いかけをお願いしました。
傍では、利用者様の少し安心した表情にその場の緊張感が和らぎ、一瞬ほっとした気持ちとなりました。
ポインセチアと雪だるま
(利用者様が描かれた絵画です)