花粉症と口腔アレルギー症候群
口腔アレルギー症候群
しあわせ西野看護師Sです。雪解けが進み、春の気配を感じられるようになってきましたね。まだまだ寒い日も多いので気温差にご注意ください。
ここから季節が春、夏とすすむにつれて花粉症に悩まされる方も多いのではないでしょうか。本日は花粉症と関連のある、口腔アレルギー症候群について記載してみようと思います。
口腔アレルギー症候群とは、原因となる食べ物を口にしてから15分以内に、口の中や唇などが腫れたりかゆくなったりするアレルギー疾患を指します。
多くの場合は時間経過と共に症状がなくなりますが、アナフィラキシーショックと呼ばれる重篤な症状につながることもあります。口腔アレルギー症候群は、花粉症を抱える方に多いことが、特徴とされています。
原因となる食べ物として、りんご、さくらんぼ、桃、なしなどの果物を挙げることができます。これらの果物は、シラカバと似た構造をもつたんぱく質を含んでいます。そのため、シラカバを中心として花粉症を発症している方に口腔アレルギー症候群が合併することが多いとされています。
また、口腔アレルギー症候群は、Ⅰ型アレルギー反応と呼ばれるタイプのアレルギーに含まれます。このアレルギーの特徴として、原因となる食物と接触してから短い時間(数分〜10分程度)でアレルギー反応が引き起こされることが挙げられます。
口腔アレルギー症候群では、原因となる食物の摂取を避けることが重要です。ただし、原因となる食物でも、加熱処理をすることでアレルギー反応が生じにくくなることもあります。そのため、調理方法に工夫を加えることも対応策のひとつとして挙げることができます。また、抗ヒスタミン薬などを使用して対応することもあります。
アナフィラキシーショックという重篤なアレルギー症状が現れた場合には、急速に状態が悪化する危険性もあるため、早急に医療機関を受診することが求められます。
北海道ではこれから、6月頃にかけてシラカバ花粉、ハンノキ花粉が飛散します。花粉症の症状と共に、特定の食べ物を摂取した際に口腔内のアレルギー症状が起こった場合には、1度受診をおすすめいたします。
追伸:先日自宅前にシカが出没いたしました。出勤前であれば遅刻になってしまったと思います(2時間ほど動いてくれませでした。)動物さんたちも春が待ち遠しいようです🌸

