ワーク・ライフ・バランス
こんにちは。ナーシングホーム西野副施設長看護師Iです。
皆様は、ワーク・ライフ・バランスという言葉を聞いたことがありますか。ワーク(=仕事)、ライフ(=生活)、「仕事と生活の調和」を意味します。介護士の仕事のイメージはどうでしょうか。精神的・肉体的にもきつく、お給料も少ないイメージがあるのではないでしょうが。
そこで、ナーシングホームしあわせ西野では、介護士の労働環境を改善するために、2023年9月11日より、福利厚生の一環として現在の給料を維持しながら、1日の日勤労働時間を、4週10休、8時間労働から7時間労働に短縮する取り組みを試験的に行っています。
■悪い点
・労働時間の短縮により、夕食前後の時間帯が以前よりも忙しくなった。
・夕方の忙しい時間帯にスタッフが手薄になるため、忙しく感じる。業務が終わらず、残業になってしまうことも増えた。そのため声を掛け合い、業務を分担することで定時で帰れるように工夫するようにしている。
・夕方は、慌しく時間が過ぎてしまい、入居者様のお話を聞くのが難しい時間帯となる。忙しい時間になる前にご要望等を聞くようなった。
■良い点
・労働時間が短くなったことで、効率的に動けるように、目を配り、時間を有効利用できるように無駄なく動く努力をするようになった。
・早い時間に勤務を終えられるように、介護士・看護師でお互いに声を掛け合い、スタッフ間の団結が高まったと感じる。
・労働時間の変更をきっかけに、業務内容を見直が出来た。配膳や入居者のお手伝いをする役割などを分担し、より効率的に出来るように、話し合う機会となった。
・仕事帰りに、銀行に寄ったり、買い物をしたり、家事などを行えるようになり、私生活の充実感がある。
と、様々な意見が聞かれます。今のところ、生活に不便を感じるようになった入居者様はいません。スタッフが手薄になる時間が増えてはいますが、看護師も介護士に協力し、声を掛け合い、役割分担をすることでカバーできています。また、今後は夜勤スタッフの増員も予定されているので、手薄な時間帯もなくなる予定です。
労働時間の短縮により、大変な介護の仕事を終えた後の、私生活が充実し、休息時間も増えています。十分な休息のあとは、また、優しい心で入居者様のお世話ができ、良い循環が生まれていると感じます。
今後の取り組みとしては、11月11日より4週12休、8時間労働の試験導入を予定しています。どちらも月の労働時間、お給料は変わりません。住む人、働く人の率直な意見を聞き、より良い職場環境とより良い高齢者の暮らしの場づくりをこれからも行っていきます。
