認知機能低下を防ぐ取り組みとは!?
こんにちは。しあわせ八軒夜勤看護師Hです。
連日30度を超える真夏日が続いていますね🍉
熱中症や脱水症対策を行いつつ、短い夏を利用者様と元気に過ごしていきたいと思っております😊


こちらの写真は、食堂の壁に飾られているお花です🌻
季節感を感じる飾りは、脳を刺激すると言われています。その刺激は脳内にドーパミンやセロトニンなどの神経伝達物質が分泌され、脳の働きが活性化します。例えば認知機能の低下や幻覚妄想などを生じた場合の心の安定につながったり、うつ病等の精神的な病の予防効果も期待できると言われています✨
認知機能が低下すると物忘れなどの記憶障害の症状がみられ、注意力が低下し、日常生活に影響を及ぼします。その原因は加齢、遺伝、ストレス、体調、精神状態などさまざまと言われています。
日常生活の中で出来る、認知機能の低下を予防する取り組みについてまとめました。
1.脳トレ(知的活動)
パズルや計算、暗記、ぬり絵、日記、間違い探しなど脳を使うトレーニングの事です。ゲーム感覚で頭を使う事を行うと脳への刺激が高まり認知機能低下の予防が図れると言われています。
2.運動
運動をすると血流が増すので体や脳に効率良く酸素を送れるようになります。散歩やストレッチなど適度に続けられるものが良いと言われています。(国の疫学研究では、週3回30分以上の運動を行っている人は、行っていない人と比べ認知症発症のリスクが40~50%下がっていると報告されています。)
3.五感の刺激
人間の五感(触覚、嗅覚、視覚、味覚、聴覚)を刺激する事も認知機能低下予防に良いとされています。好きな音楽、飲み物や食べ物を提供する事や、ご家族の写真を飾る事も五感の刺激となります。また離床の時間に好きな知的活動を実施する事も効果的です。ただ車椅子に乗車しているのではなく、目的を持った離床がとても大切です。
4.食生活の見直し
脳血管性認知症は脳血管疾患による後遺症であり、動脈硬化が誘因とされています。塩分の取りすぎや脂分の多い食材は動脈硬化の原因となります。又しっかり噛むことも胃の中の消化を助けるほか、咀嚼により脳を刺激するためよく噛むことも大切です。
5.回想法
思い出話をしたり写真を見たり、過去の記憶を呼び戻す手法です。
6.ながら運動
同時に2つの動作をすることで、例えば歩きながらお話をするなどです。今行われている棒体動もながら運動です(過去のブログにありました)




こちらのぬりえを塗られた利用者様は、しあわせ八軒に来られる以前、会話が噛み合わない事が多く、転倒を繰り返され、歩行も困難だったそうです。
しあわせ八軒に来られて以降、食堂までの介助歩行の実践や離床時のぬりえ、日記付け、他者とのコミュニケーション、日中のレクリエーションなど刺激のある生活を送られ、現在ではスタッフの名前や利用者様の名前も完璧に記憶され、介助歩行が可能なまでにADLが向上されました。記憶力の良さは八軒いちです✨
認知機能低下予防と言っても様々で、内容も方法も人それぞれ違います。それでも毎日を楽しくしあわせに、その方らしく過ごせますように。試行錯誤しながら、日々の刺激を大切に利用者様の生活を支えていきたいと思っております☺️
