きゅうりで夏バテ・脱水予防！

こんにちは、八軒看護師Aです。

7月に入り、北海道も夏本番ですね。

夏バテ、脱水の季節です😅

入居者の皆様は基本的には室内で過ごしておりますが、だからといって油断はできません。

室内であっても脱水となることは珍しくありません。

一般的に高齢者の身体の水分量は、若い頃に比べると約10％減少し、約50％だといわれています。 つまり、身体の中の水分量が少なくなるため、若い頃に比べ脱水症になりやすいといえます。 さらに、加齢とともに喉の渇きを感じる「口渇中枢」が減退するため、実際には水分が必要な状態であっても喉の渇きが感じにくくなります。

施設では1日の中で定期的に水分をお配りしておりますが、飲水が進まないこともあるため都度声掛けをさせていただいております。

万が一脱水状態となってしまった場合でも24時間看護師が常駐しておりますので速やかに医師へ連絡し対応出来ます。

しかしながら大前提として「脱水を起こさない」ということでこの時期には様々な工夫をしながら予防に努めている次第です。

そこで今回は八軒農園のきゅうりをご紹介します♪

きゅうりは「世界一栄養がない野菜」というのはご存知でしょうか？

ギネスブックにも最も栄養価が低いお野菜として紹介されたこともあるほどです。そう言われるようになったワケは、きゅうりの95％以上が水分で、ビタミンなど目立って多く含まれる栄養素が無いためです。

しかしそんなきゅうりにも大事な栄養素、カリウムが含まれています。カリウムは、利尿作用があり、体内のナトリウム排出して、むくみの解消によく効くといわれます。つまり、体内で不要な塩分を排出するため、血圧を正常に保つ効果があるのです。

きゅうりにはその利尿作用の高さからもわかるように、体にこもった熱を排出し、体を冷やす効果があります。夏バテにも効果があるということです。

八軒農園ではたくさんのきゅうりを収穫することが出来ましたので、浅漬けにして皆様に提供させて頂きました😊

私もお裾分け頂き、自宅で美味しく頂きました🫶🏻

暑くて食欲も低下しやすい時期ですが、季節のものを食べながら脱水も予防し、みなさん元気で夏を乗り越えましょう✨