パーキンソン病と冷え対策❄️
こんにちは、ナーシングホームしあわせPLUSの看護師Sです☺️
11月を迎え、朝晩の冷え込みが一段と強まる季節となりました❄️紅葉もピークを迎え落ち葉が増え、もうすぐ冬がやってきます🍁

この時期に気になってくるのが「冷え」❄️
訪問看護の際、利用者さまから「足が冷えて眠れなかった。」「最近、足のこわばりが強い。」という訴えが聞かれ、手指の冷えや血色の悪さが目立つ方も増えてきています。
今回は、パーキンソン病と冷えの関係、日常でできる冷え対策についてのお話です☺️
冷えによる血行不良は、さまざまな症状に繋がりますが、特にパーキンソン病は症状が悪化しやすく、冷えは大敵と言われています⚠️
🌟パーキンソン病でなぜ冷えやすくなるのか?
① 自律神経の障害🧠
パーキンソン病では、脳の神経伝達物質「ドーパミン」だけでなく、自律神経の働きも低下します。自律神経は「体温調節(血流や発汗など)」をコントロールしており、このバランスが乱れることで次のような状態が起こります
●皮膚の血流が悪くなり、手足が冷たくなる
●発汗が減少または局所的に偏る
●体の熱のコントロールが難しくなる
→「体が熱をうまく運べない」ため、末端が冷えやすくなります。
② 筋肉のこわばり・運動量の低下💪
パーキンソン病では、筋肉のこわばりや動作の遅れが特徴的です。
●筋肉は「身体のストーブ」のような役割を持つため、動かないと体温が下がりやすい
●特に下肢は動かす頻度が減るため、血行不良による冷えを感じやすい
③ 低血圧(起立性低血圧など)😵
自律神経の障害により血圧調整が難しくなります。血圧が低いと末端まで血液が届きにくく、手足が冷たくなります

🌟日常でできる冷え対策とは?
1. 体を温める服装と環境🧣
- 首・手首・足首を冷やさない(タートルネック、スカーフ・手袋・レッグウォーマー等)
- 室温は20〜24℃程度を目安に保つ
- 湿度は40〜60%を目安に
2. 温熱療法🌡️
- 手足を ぬるめ(38〜40℃)のお湯に5〜10分浸す→ 末梢循環を改善し、しびれやこわばりにも良い効果🙆
- カイロの使用も効果的ですが、低温やけどに注意しましょう
3. 運動とリハビリ🚶♀️
⭐️運動前に足首回しや肩回し、ラジオ体操のような軽いストレッチで身体を温めましょう!
→こわばりを緩和し、関節もやわらかくなるため、怪我や転倒予防になります
⭐️呼吸を意識する: 深い呼吸を意識しながら行うことで、より効率的に血液が体に行き届き、身体が温まりやすいです
●大きな筋肉を動かすストレッチ🏋️♂️特に下半身のストレッチは効果的💪→スクワット、腿上げ等
●足首まわし・つま先上げ:座ったままでもOK
●手のグーパー運動:手の冷えと硬さに効果的です
●ウォーキング:可能なら1日10〜20分
💤 日常生活での工夫
- 寒い朝は布団の中で手足を動かしてから起き上がる
- 冷たい床に直接立たない(スリッパ・カーペット)
- 手を使う作業(折り紙、ペットボトルキャップ開けなど)も冷え予防になります。レクレーションでの制作活動も効果的です✨
パーキンソン病にとって、冷え予防はとても大切です!毎日のリハビリはもちろん、日常生活の工夫で生活の質が変わってくると思います🌱
冬に向け、これからますます寒くなっていきます☃️寒い中の活動は億劫になってしまいがちですが、少しでも冷えを予防し安全に生活でき、前向きにリハビリや日々の生活に取り組めるよう、これからも介入させていただきます☺️
今のうちから冷え対策をして、寒さに負けない身体づくりをしていきましょう!💪