握力は全身の筋力のバロメーター??
こんにちは♪しあわせ八軒看護師のRです🤗
さっそくですが、握力と全身の筋力が関係あることをご存知でしょうか? 「なぜ全身に関係があるのだろう」と不思議に思う方もいるかもしれません。「握力=手のひらの力」というイメージがあるかもしれませんね。実は、握力は全身の筋力を反映する鏡のような存在なのです。
握力とは物を握るときに発揮される力のことで、主に前腕部と上腕部の筋肉によって力が発揮され上半身の筋力となりますが、実は全身の総合的な筋力と関連があることが多くの研究で明らかになっています。
手に力を入れて思いっきり握るという動作は指や手のひらだけでなく腕の力も必要とし、手に力を込めてなるべく安定した姿勢をとるために足の指や太ももの筋肉、体幹なども使います。そのため、下肢の筋力やその他多くの部位の筋力と相関関係が高いことから全身の筋力の程度を知るための指標として用いられます。
年齢と握力の関連性は一般的に、年齢が上がるにつれて握力が低下する傾向があります。これは年齢とともに筋肉の量や質が減少し、筋力が低下することが主な要因です。
また年齢とともに関節や腱の柔軟性も低下することがあり、握力を発揮する際に十分な筋力を得ることが難しくなります。加えて、生活習慣や身体活動量の変化も握力に影響を与えることがあります。適度な運動や筋力トレーニングを行うことで、握力を維持することができます。逆に身体活動量が低下したり、運動不足や筋力の低下が進行したりすると、握力の低下が加速される可能性があるのです🧐
※個人によって握力の低下の速度や程度は異なるため、一概に全ての人に当てはまるわけではありません。遺伝的な要因や健康状態、生活習慣、栄養状態、身体活動量、筋肉の使用頻度などが、握力に影響を与える重要な要素です。
しあわせ八軒でも、利用者様の筋力に合わせてハンドグリップでリハビリをしています💪😆
皆さん、頑張ってますね🫶