ナーシングホーム⼋軒

呼吸介助

こんにちは。

ナーシングホームしあわせ八軒看護師のFです。

前回のブログの中で「呼吸介助」という言葉を出させていただいたのですが、今回はその呼吸介助について具体的にお話しさせていただきます。

呼吸介助の目的は、換気量の改善、気道分泌物の移動、呼吸仕事量の軽減、呼吸困難感の減少です。

呼吸介助の方法は、胸を手の平全体で包むように当てて呼気(息を吐く)のタイミングに合わせて、胸郭(肋骨で囲まれた部位)を下方に引き下げるように押して呼吸をサポートします。

実際に訪問で呼吸介助を行なっている場面です!

胸がしっかり動くと深く呼吸ができるようになります。肺の中にたくさんの空気が入ると気流が生まれ、それが痰の移動を促してくれるのです。

利用者様の中には、痰の量が多く、1日に何度も吸引が必要な方がいらっしゃいます。理学療法士から呼吸介助を受けた後は、1回の吸引で多く痰を引く事ができました。吸引は必要不可欠な処置ですが、苦痛を伴うことです。吸引回数を減らし、利用者様の負担をなるべく少なくできるようにしていきたいと思います。

そして、しあわせ八軒に在籍している理学療法士のTさんは呼吸療法認定士の資格も持っているんです!いつも助言をくださり、とても心強い存在です🤝

これからも理学療法士と連携をとりながら、利用者の苦痛を最小限にし、楽な呼吸ができる環境を整えていきたいと思います。

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