居宅介護支援事業所

介護サービスの利用料1

ケアマネジャーのHです。

今回から、介護保険サービスを利用した際の費用について説明したいと思います。

利用費用は厚生労働省がサービスの種類に応じて定めています。

まずは在宅サービスの利用料についてになります。

例えばヘルパーが自宅を訪問する訪問介護の費用は要介護度に関らず、内容や利用時間で決まります。

食事や入浴、排泄の介助を1時間~1時間半利用した場合は1回5800円程度。

以降は30分ごとに850円程度加算されていきます。

調理や洗濯、掃除の支援を45分以上受けた時は2300円程度で、一般的に70分まで利用できます。

早朝や夜間、深夜に利用すると25%~50%の割増となります。

事業所や施設に通所するサービス費用は事業所や施設の規模、要介護度、利用時間で異なります。

要介護1の人が定員1日20人のところで、手工芸などのレク活動に参加したり排泄の介助を受けたりしながら8時間ほど滞在すると、1回6600円程度です。

入浴介助を受けたり、計画を作成し個別に機能訓練を受けたりすると、別に費用が掛かります。

自己負担は65歳以上なら所得に応じて1~3割で、要介護認定を受けていると、市町村から届く「介護保険負担割合証」に負担割りないが記載されているので、確認が必要です。

生活保護を受けている人や市町村民税が非課税の人、40~64歳で末期がんや脳血管疾患などがある人は1割負担となります。

食費やレク活動等の材料費は保険が適用されないため、実費を全額自己負担となりますので、通われる事業所に確認してくださいね。

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