ナーシングホーム琴似

お肌のケア

こんにちは。琴似 看護師新井田です。本日は私たちにとって馴染み深いスキンケア用品をご紹介します😊

看護師や介護士にはお馴染みの「プロペト」と「ヒルドイドローション」です。

よく用いられる二つの商品ですが使い方の違いをご存知ですか?😉

「プロペト」は石油を精製した保湿剤で、精製度により色に違いはありますが、主に医療で用いられるものは精製度の高い「白色ワセリン=プロペト」となります。これ自体に保湿成分が含まれているわけではありません。肌の表面を油膜で守ってくれることによって、肌の水分蒸発を防いだり、刺激から肌を守ってくれたり、軽い傷なら傷の乾燥を防いで治癒を促進する浸出液の産生を促したりすることができます。トラブル予防にはとても重宝します。

「ヒルドイドローション」は、乾燥肌治療成分の「ヘパリン類似物質製剤」が入った保湿剤です。ヘパリン類似物質製剤とは、皮膚組織の血流増加作用により、皮膚の水分量を増加させたり、肌のバリア機能の改善作用などが見込めるものです。こちらは、保湿効果だけでなく、肌バリア機能の改善を目的として使用されます。だだし、血流増加作用がありますので、傷があったり、赤みを帯びるような炎症が起きているところにはあまり使用できません。なので、医師の処方が必要なんですね!

もちろん、私たち看護師もきちんと幹部の状態をチェックして使い分けています。きちんと目で見て、手で利用者さんに触れて、(看護の看の字は手と目から成り立っているんです☺️)皆様のお肌を守ります❤️

本日もお読みくださりありがとうございました。

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