まめ知識,  ナーシングホーム西野

アゴが…

西野看護師千葉です(^ ^)

ある入居者様のお話です。

夜間看護師が訪室すると、、、
なんとアゴが外れてしまっていたのです!😱

なぜ外れてしまったのかはわかりませんが、
あくびをした拍子に外れてしまったのではないかと思います。

アゴが外れることを、顎(がく)関節脱臼と言います。

口から食事を摂る事ができない方で、点滴を24時間している方なのですが、

食事や会話でアゴを使う事が無くなると、アゴの周りの筋肉が弱ったり、関節の動きが悪くなったりして脱臼しやすくなってしまうそうです。

そして一度外れると、外れやすくなります。

この入居者様も、それ以降何度も脱臼を繰り返すようになってしまいました。
口腔外科に受診もしましたが、これといった治療方法はありません。

外れたら戻す(整復する)しかないのです🥲

アゴを固定するベルトを着けて少しは外れにくくなったものの、やはり外れてしまう時はあります。

初めて脱臼した時は夜中でしたが、日勤帯に『しあわせ八軒』のスタッフに来てもらい整復してもらう事が出来ました👏
(ありがとうございました😭✨)

『しあわせ八軒』に同じように脱臼しやすい入居者様がいて、普段から整復をする機会が多く、技術を習得しているスタッフも多いとの事でした!

いつ脱臼するかわからない事、脱臼して時間が経てば経つほど整復しにくくなる事から、西野においてもスタッフみんなで技術を身につける必要があります。

整復の方法をスタッフ間で共有し、実際に脱臼した時は一人のスタッフだけではなく、多くのスタッフが実践してみるようにしています。

その結果、整復する事ができるスタッフが少しずつ増え、最近は脱臼しても西野のスタッフだけで対応する事ができています😊

こういった技術は、実際に働いている現場で起こらないと習得できない技術なので、

今回の事に限らず、経験のない事にも積極的に挑戦し、経験値を増やして💪
あらゆる場面で対応できる看護師を目指していきたいです‼︎

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