まめ知識,  居宅介護支援事業所

転倒なく歩くために

ケアマネジャーのHです。

今日は皆さんが外を歩くときには必ず履く、靴について少しお話したいと思います👞👟🥾

靴を履く際に大切なのは紐や面ファスナーでしっかり固定することです。

固定することで歩行が安定し、転倒などのトラブルを減らすことができます。

紐を結んだりすることはとても面倒くさいので、私は面ファスナーのものをお勧めします😊

また、靴底の減り方で歩き方の特徴もわかります。

高齢者の方に多いのが、かかと全体と靴底の中央部が減っている方。

これはふくらはぎやアキレス腱が硬くなっている人が多く、足を引きずったり、猫背になって歩いている人も上記のような減り方になり、転倒リスクがあります。

このような方は、身体の柔軟性を高める運動(ストレッチなど)をしたり、重心を前に持っていくよう意識することが大切です。

また、爪先の内側とかかとの内側が減っている方は偏平足や外反母趾につながりやすく、高齢者だと足の筋肉が弱っている可能性があります。

かかとと爪先、双方の外側が減っている方は、膝や股関節の痛みにつながりやすく、男性に多いようです。

靴を脱ぎ履きするときは無理に立って行おうとはせず、座ってすることで転倒のリスクが軽減できます。

自分の足で歩くことは自身のQOL(生活の質)を向上させるためにとても必要なだと思います。

自分に合った靴や歩き方を身に着けることで、自身の生活の質も向上させ、充実した生活を送ることができるよう、私たちも支援していきたいと思います。

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