ナーシングホーム平岸

桜作り🌸

こんにちは、しあわせ平岸看護師のNです😊今季の冬は2月に一旦気温が上がり、観測史上最高気温を観測!春が来るのも早そうだな…と思ったのもつかの間、直ぐに寒くなって積雪も元通り😖路面はガタガタ、ツルツル、ザクザク…と気温や路面状況の変動が大きかったですね。私も転んでしまい、気をつけていてもやはり凍った雪道は怖いなと思いました😣しかし、3月に入ってからは徐々に雪解けが進み、長い冬もようやく終わりを迎え、季節は春🌸4月になりました👏 日が昇っている時間が長くなって嬉しいです。

暖かい日が増えてきたとはいえ、まだまだ北海道は気温的には寒い日が多いですね。本当に春が来たのかと思ってしまう気持ちもありますが、春は「光」・「音」・「気温」の三段階を経てやってくると言われています。皆様ご存知でしたでしょうか?一気に暖かい春になるわけではないようです。

☘️三段階の1つ目の春は、だんだん日差しが強まってくる「光の春」です☀️「光の春」は冬季に極寒が続くロシアから伝わった言葉とされており、日々続く厳しい寒さの中でも、徐々に日が長くなり、日差しも強くなっていく様子に、春の気配を感じることを表現しています。

☘️次に2つ目の春は、雪解けが進む「音の春」です🎶水がしたたり落ちる音、雪解け水が流れる川の音、鳥の鳴き声、などが春の到来が告げる音として聞こえてきます。色々な動物が動き出し、野山もにぎやかになってきます‪🦜‬🧸

☘️そして3つ目は、春の本番を迎え実際に気温が高くなる「気温の春」です🌸3月下旬、春分の頃には西日本や東日本では桜が開花し、桜前線は、気温の上昇とともに北日本へ北上してきます。

今の北海道は、光と音の春の段階を経て、3つ目の気温の段階に入りはじめた所でしょうか。こうして考えると肌寒い中でも「光」「音」などの春の兆しは色々と感じられ、段階を経て着実に春はやってきていましたね。これから本格的に暖かくなり、草木や花が色づいてくるのが楽しみです🌳🌼

ということで、全国的には桜のシーズンを迎えていますが、北海道はもう少し後のお楽しみです。一足先に、入居者様には施設内に彩りを添える桜を楽しみながら作って頂きました🌸😄

台紙に桜の花びらを貼り付けていくこのレクレーションには、以下の効果も期待できます。


①手先のリハビリになり、巧緻性の維持・向上に役立つ。

② 脳の運動になり、どこに何色を貼りつけるかを考えることで、空間全体のイメージを把握する「視空間認知機能」の維持・向上に役立つ。

③個性を表現でき、作品が出来上がると達成感を味わえる。

④作る作品によって今の季節を感じられる。

⑤他者との交流の機会となる。

手先や脳を使うため、認知機能の維持や向上にも効果が期待できますね。

実際に完成した作品がこちらです。



ダイナミックな大きな桜、たくさんの色を使った鮮やかな桜、形を考えバランスよく配置された桜、おひとりずつ違う個性豊かな桜達です。どれもとても素敵で施設内が華やかになりました✨

今年の札幌の開花予想は 4月下旬、平年よりもやや早い予想です。施設のすぐ側にある公園にも桜の木がありますので、入居者様と一緒に見れたら嬉しいなと思っております🌸

 季節の変わり目は体調を崩しやすいため、入居者様の健康管理にも引き続き努めてまいります😃

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