世界アルツハイマーデー/月間

ケアマネジャーのHです。

皆さん、世界アルツハイマーデー/月間があることを知っていますか？

世界アルツハイマーデーは毎年9月21日、月間は毎年9月だそうで、世界中で様々な啓蒙活動が行われているそうです。

日本でも公益社団法人「認知症の人と家族の会」がポスターやリーフレットを作成し、認知症への理解を呼びかけるなどの活動を行っています。

また、毎年標語を募集し、2022年度は応募総数1,343編（728名）から理事、支部世話人の投票で

忘れても あなたはあなたの ままでいい

が選ばれました。その人自身を大切にしなさいと気づかされますね。

なぜ、9月21日が世界アルツハイマーデーなのかというと、1994年9月21日、スコットランドのエジンバラで第10回国際アルツハイマー病協会国際会議が開催されました。会議の初日であるこの日を「世界アルツハイマーデー」と宣言したのが始まりの様です。

アルツハイマー型認知症は、認知症の中で最も多く、脳神経が変性して脳の一部が萎縮していく過程でおきる認知症です。症状はもの忘れで発症することが多く、ゆっくりと進行します。

自身で気づくことがなかなか難しい病気ですので、身近な人が早く気づいてあげ、いち早く治療を受けることで、治すことは現在の医学では難しいですが、進行を遅くすることは可能なのではないでしょうか？

自分が子供のことを忘れてしまったらと想像すると、とても切なく悲しい気持ちになります。

医療の発達により治療法が見つかり、そういった悲しい思いをする人が少しでも少なくなる日が早くきたらなと思います。