居宅介護支援事業所

要支援

ケアマネジャーのHです。

居宅介護支援事業所は基本的に要介護1~5の方のみを担当することができるのですが、地域包括支援センターと委託契約を結んだ場合にのみ、要支援1~2の方も担当することができます。

私も現在2名の要支援の方を担当させていただいており、そのうちの1名の方から聞いたお話。

週に2回デイサービスに通われており、リハビリや入浴の支援を受けておられる方。

普段からお話が好きで、訪問時には自身の病気の話や昔飼っていたワンちゃんの話など色々なお話を聞かせていただいてます。

そんな方だから、デイサービスに行った際になかなか人の輪に入れないような方の話相手などして欲しいと頼まれることもあるそうです。

一時期、ヘルニア手術のため、1か月程、デイサービスを休むことになり、7月より再開したのですが、その際に座席が変更になり、仲の良かった方と席が離れてしまい、それがとても悲しかったそうです。

また、以前に話相手をした他の利用者様と同じ座席になっており、あたかもお世話をするように1人の職員に言われたことに腹が立ったようです。

相談員さんや介護主任さんに相談したところ、利用人数や利用者様の状態によって、座席を変更させていただくことがあるとのこと。(確認したところ、通い始めたころにも一度、説明はさせていただいているとのことでした。)

1人の職員の発言に関しては適切な発言ではなかったと謝罪がありましたと。

ご本人様にしてみたら、突然、席が変わり、仲が良かった方と離れてしまったこと、また、他の利用者様の面倒を押しつけらたようで、「私も支援が必要だからデイサービスに来ているのに、どうして支援をしないといけないのか」という気持ちになってしまったようです。

「デイサービスを変えることも考えたけど、他の職員さんはいい人達ばかりだし、親戚の方も同じデイサービスに通われていることや、マッサージをしてもらえたり、自転車漕ぎの運動もできるから変えないでいこうと思います」と。

「大事にはしたくはないので連絡は良いですよ。」と本人は話されていましたが、今後、同じことがないようにするため、事実確認も含め、デイサービスの相談員の方には連絡させていただきました。

要支援の方の訪問は毎月ではないため、なかなかゆっくりお話を聞く時間は少ないですが、ご本人様が不満なく楽しくサービス利用を続けられるように支援を続けていきたいと思います。

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