スマホ操作
Myほ~む童里夢看護師島田です。
高齢者にとってのスマホは、とてもややこしく画面操作に苦戦を強いられます。
ご家族への電話がつながらず、利用者様ががっかりされている様子を見受けることが度々あります。
先日、ある利用者様が病院受診のために付き添いに来られたご主人と娘さんに、
「スマホがうまく動いてくれないの!!」
(その気持ち、よ~くわかります。)
待ち合い室で診察の順番を待つ間、「お母さん、ここをポンと押してごらん。次は、ここだよ」と。
神経難病のために指先に震えがあると、スマホの小さなキーをポンと押すという操作が難しいのです。
電話をかける練習を繰り返した結果、ようやくご主人のスマホにつながり会話ができるようになりました。
施設に入居されていると居室にこもることもあります。
そんな時、ご家族と話したくともその手段がないと寂しい思いをされることが多いように思います。
しかし、あまりにも複雑で面倒な機能を持つスマホでは、電話をかける気さえ失われます。
誰もが使いやすい、大きくて見やすい表示で簡単なスマホであれば欲しい人は沢山おられるのではないでしょうか。
スマホを使ってご家族や友人と自由に話すことができ、人との輪が広がり、生活が楽しめる機会がありますようにと願っております。