ナーシングホーム西野

思い出話

こんにちは。

しあわせ西野 看護師のFです。

今回は認知症ケアについてお話ししたいと思います。認知症を発症すると代表的な症状として記憶障害が起こります。
認知症の影響で起こる記憶障害は昔の記憶ではなく、比較的最近の記憶が多いとされています。
そのため、認知症の方は最近のことは忘れてしまっても昔の記憶は残っていることが多いです。

認知症のリハビリに昔の記憶を利用した「回想法」というものがあります。回想法とは、自分の過去のことを話すことで認知機能の改善が期待できる心理療法のことです。

人に話をすることは脳に大きな刺激を与えるため、認知症の進行を遅らせるとも言われています!

ご夫婦で入居されている利用者さまとお話しをしている時に、今日の日付を忘れてしまっていましたが、結婚記念日や奥様の誕生日はしっかりと覚えていたり、馴れ初めをお聞きすると、出会った時のこと、出会った場所まで教えてくれたことがありました。

その時の照れながらも昔を思い出しながら楽しそうにお話しする姿がとても印象的でした。

コーヒーを飲みながら思い出話☺︎

これからも回想法を活用しながら、皆さんの生き生きとした表情を引き出していけるよう頑張ります!

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