継続は力なり
こんにちは!
しあわせ西野 看護師のFです。
パーキンソン病の症状の進行予防や身体機能の維持・向上に向けたリハビリでは、歩行トレーニング・バランストレーニング・筋力トレーニング・ストレッチ等を実施することが推奨されています。 歩行が自立しているパーキンソン病者にリビリを長期的に継続して行なった結果、5年後も歩行速度、筋力、バランス能力が維持されていたという研究報告もあります。
このように継続的なリハビリを実施していくことが重要ですが、手足の震えや筋肉のこわばり等の症状が出るとリハビリに対して消極的になりがちです。 また、リハビリの成果はなかなか目に見えてすぐに現れるものではないので、継続することは難しいですよね。
しあわせ西野の利用者様の中には日中の訪問看護の30分の時間で歩行訓練をかねて、発寒川の川沿いを散歩している方がいらっしゃいます。
暑い夏の日も、雪が降る寒い冬の日も歩行訓練を続けています。
その方は「歩けなくなったらおしまいだ。」とよく話されています。その気持ちがモチベーションとなり、リハビリを続けることに繋がっているのだと思います。
この利用者様に出会ってちょうど3年が経ちます。歩行状況は維持されており、むしろ入居された頃より、姿勢も良く、足取りもスムーズになっているように感じます。
まさに、
「継続は力なり」ですね!!
これからも、利用者様ひとりひとりが楽しくリハビリを続けていくことができ、疾患の進行が少しでも緩やかとなるようサポートさせていただきます。