10月3日は・・・
ケアマネジャーのHです。
早いもので夏も終わり、10月になりましたね。今年もあと3か月ほどで終わってしまいます😣
ところで、皆さん、10月3日は何の日かご存じですか?
『と(10)ろみ(3)』と読む語呂合わせから、とろみ調整食品の日なんだそうです✨
高齢化社会が進む中で、高齢者の誤嚥による窒息死や肺炎が多発していることから、とろみ調整食品の大切さ、使い方の重要性を知ってもらい、誤嚥防止を広めていくことが目的で、日本記念日協会により、認定・登録されたものだそうです。
そんなとろみの使い方や選び方について、少しお話したいと思います。
とろみ剤とは、飲み物や食べ物をゆっくりと喉に送るために使用するもので、
・加熱しなくても、短時間でとろみをつけることができる
・使用量の目安が明記してあるので、使いやすい
といった特徴があります。
高齢者の方には飲み込むスピードが遅く、さらさらとした飲み物が気管に入ってむせてしまう方がいるため、そんな方でも安全に飲み込むことができるように、とろみ剤を使用します。
また、実際にとろみ剤を選ぼうとしても、たくさんの種類があって迷ってしまう方も多いと思いますので、どんなとろみ剤が良いのか、お伝えしようと思います。
1.ダマにならず溶けやすいもの
ダマになると喉に詰まってしまうので、ダマにならず溶けやすいものを選びましょう。
2.無味無臭のもの
とろみ剤の味や匂いがしてしまうため、せっかくの食事が台無しになってしまうため、無味無臭のものを選びましょう。
3.とろみの再調整ができるもの
一度とろみをつけた後に、さらにゆるくまたは固くできるものもあります。
上記3点が自宅でとろみ剤を使用する際の、購入の目安にして頂ければと思います。
当施設でも飲み込みの状態に合わせ、とろみ剤を使用し、誤嚥がないよう対応させて頂いております。
いつまでも安全にお食事を楽しむことができるよう、これからも配慮させて頂きたいと思います。