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嚥下障害

こんにちは、八軒看護師 井村です。

嚥下障害とは、食べ物を口に入れてから良く噛んで飲み込むまでの動作になんらかの問題があり、うまく飲み込むことができなくなる状態のことです。

パーキンソン病の嚥下障害は、病状が早いうちから見られますがご自分で気がつくことがむずかしく、口の中に食べ物が残りやすくなったり、むせやすくなったりしてはじめて気づくことが多いようです。

嚥下障害があると誤嚥することが多くなり、誤嚥性肺炎を発症する危険性が高くなります。そのため、症状の自覚がなくても早期から口腔ケアやリハビリを積極的に進めていく必要があります。
むせやすい場合は、とろみをつけた水分や食事を提供したり食事時の姿勢の修正などのは今までも行っていましたが、早期からの支援はできていませんでした。

今回、夜勤の看護スタッフより、早期からリハビリをはじめるために現在の嚥下状態をチェックし問題点に合わせた訓練を行うことを提案され現在実施中です。動画での説明を聞きながらのリハビリは利用者さまもわかりやすいようです。毎月評価しながら継続していきたいと思います。

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