ナーシングホーム琴似

リハビリはなぜ必要なのでしょうか❓

琴似、日勤看護師のKです☀️間もなく5月!

月日が過ぎるのはあっという間に感じております。

皆様は1年前の5月はどのように過ごされていたでしょうか?多少の変化はありながらも、現状維持の方が多数かと思います。

利用者様の中には、1年前までは普段通り生活されていた方もおられます。病気の進行は人それぞれ、同じ疾患であっても症状の現れ方や進行状況には個人差があると感じます。

訪問する際は個別性や体調に合わせたリハビリを行なっています。神経難病全般でですが、特にパーキンソ病やパーキンソニズムにともなった症状の緩和や機能維持を目的としたリハビリです。※パーキンソニズムとはパーキンソン病と似た症状を引き起こす状態の総称です。

症状の1つとして、筋肉や関節が固くなってしまい動作がしにくくなるといった症状があります。そういった状態が続くと脳がそのゆっくりな動作や小刻みな動作が当たり前と勘違いしてしまう状況になってしまいます。

リハビリで大きな動作を取り入れることで、勘違いした動きをもう1度再修正していく事で機能維持をはかります。

★コツはゆっくり動かす

★ポイントはゆっくりした動き、大きな動き、使っている筋肉を意識するです♪

特に、大きな筋肉を動かす事で中脳からドーパミンが放出する作用があり、病気でない人でいうと通常は運動するとドーパミンがでます。

病気であっても少なからず、効果は得られます。※主にパーキンソン病ではドーパミン産生が不足。ドーパミンは運動を程よく抑制したりしスムーズな運動ができるよう働きかけています。

ちなみに、人体最大の筋肉は大腿四頭筋です。足の太ももの筋内がそうですね☺️

筋肉は使わないと低下していきます。全く筋肉を使わないでいると1日5%筋力が低下すると言われています。動かしにくいからと動かさなければ、より筋肉低下がおこる為、日々のリハビリは大事ということですね❗️

リハビリ時は視覚👀聴覚👂を利用したリズム訓練が効果的な為、利用者様と一緒に掛け声や動作を行っています。

①リハビリ場面

介助者側もかなりの運動になりますので自身のロコモ予防になっていると思います。またリハビリをやるぞ💪と意気込まなくても日常的な動作の中で意識してできる事は沢山あります。

自律神経症状のある方は血圧の変動も大きく、またオフ状態などで毎日同じメニューをこなすことは、難しいです。今日は歩けそうだ。今日はベット上、もしくはベットサイドでなど、その時に合わせたメニューを組み立てていく事が無理なく行うコツになるでしょうか。

②リハビリ場面

状態に合わせて現状が維持できるようまた、病状の進行によってはできない事もあります。週2回理学療法士のサポートがありますので、介助方法やリハビリ評価も確認しながら現状にあった内容なのか相談しながら実施しております。長くなりましたが、リハビリについてはこの辺で😉

読んでいただきありがとうございます😊

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