ナーシングホーム琴似

睡眠で疲れを解消!

こんにちはしあわせ琴似看護師Tです。季節によって、私達の睡眠時間は変化するのをご存じでしたか?

 昼間の時間が短くなる秋は、夏よりも睡眠時間が長くなるのは自然なことです。

この人間本来の体のリズムに従ってしっかりと睡眠をとることが、秋を健やかに過ごす大切なポイントです。

秋は、本能的に眠る時間が長くなる。

普段、あまり気にしたことがないかもしれませんが、睡眠時間は季節によって自然に変化しています。

夏が過ぎて秋の気配を感じるようになると、徐々に睡眠時間は長くなる傾向に。

夏に比べると、冬の平均睡眠時間は約30分長くなるとも言われています。

冬眠する動物は、秋分から冬至に向けて次第に眠る時間が長くなり、徐々に動かなくなります。

こうした本能的な体のリズムが人にも生まれつき備わっているためだと考えられています。

 秋の夜長 = 夜更かしではなく、自然のリズムに従って、夏よりも少し長めに睡眠時間をとるように、心掛けましょう。

夏の疲れた体は、しっかり眠って癒そう!

熟睡感が得られる睡眠は、疲れた体を癒す特効薬です。

 睡眠中に分泌されている成長ホルモンは、子供の成長にだけ必要と思われがちですが、ダメ-ジを受けた細胞の修復や再生を促し、体の疲れを回復されるのにも役立っています。 成長ホルモンが最も多く分泌されるのはその夜に最初に訪れた深い眠り(ノンレム睡眠)の時とされています。

 近年の日本の夏は。気温が35℃以上の猛暑日になることが珍しくありません。

その暑さを耐えてきた体は、かなりお疲れモード。その疲れを癒すのに毎日の睡眠を活用しましょう。

 私たちの体はいわゆる「寝だめ」をすることはできません。毎日適度に睡眠をとる事が大切です。

 1つの目安として、成人の場合、健康な人の睡眠時間は6時間台から7時間台です。

たくさん眠ろうと長い時間寝床についていても、生理的な睡眠時間を大きく超えて、長く眠ることはできないようになっているのです。適切な睡眠時間には個人差がありますが、「日中に強い眠気に悩まされていない」「もう少し眠っていたいと思う程度で起きる」

この2つが指標となります。自分にとって適正な睡眠時間を見つけるにはまず同じ睡眠時間を1週間キープすることから始めます。

その週の休日にいつもより2時間以上多く眠ってしまう場合は、慢性の睡眠不足があります。

お湯はぬるめの入浴でスム-ズな入浴を

夏はシャワーだけで済ませていたという人も秋になったら、良い眠りの為にも湯船に浸かるようにしてみましょう。

私達の体は、手の甲や足の甲などで熱を逃がして体の深部の温度を調整しています。

 そこで有効なのが就寝前の入浴です。

就寝の30分から1時間前に40℃程度ぬるま湯に浸かってみましょう。入浴後、放熱が活発になって、深部の温度が下がり、スムーズな入眠を誘います。

 ゆっくり休んで、成長ホルモンをしっかり分泌させて、夏の疲れをすっきり解消していきましょう。

O様、N様お部屋の観葉植物です。越冬に向けて充電中です。

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