ユマニチュード🤝
こんにちは!しあわせ八軒看護師のFです。
風はまだ冷たいものの、ぽかぽかと春っぽい日差しになってきましたね🌸
突然ですが、皆さんは「ユマニチュード」という言葉はご存知ですか?
私は、最近ふと目に止まった動画を見て知りました。その動画も添付させていただきます。
ユマニチュードとは「人間らしさを取り戻す」ことを意味するフランス語で、フランス発祥の認知症のケア技法のことです。
「人間らしさと優しさに基づいた認知症ケア」を表現する言葉として、日本でも注目を集めている考え方みたいです。
ユマニチュードの基本である4つの柱についてご説明させていただきます。
①見る
見る技術は、相手に平等な立場であることを伝える行為です。具体的には、「目線の高さを合わせる」「近い距離で正面から見つめる」などが挙げられます。
②話す
話す技術は、安定した関係を築き、相手に心地よい状況を伝えるものです。
低めの声やゆっくりと穏やかな声、ポジティブな言葉選びを意識して話しかけることが大切です。
話せない方をケアする場合は「オート(自己)フィードバック」という技法を使います。これは自分が今実施しているケアの内容を「実況中継をする」ということです。
③触れる
相手にやさしい気持ちや安心感を伝えるのが、触れる技術です。
「手のひら全体でやさしく触れる」「手をゆっくり動かす」などを心がけることが大切です。背中や肩など感覚が鈍い部位から順番に触れ、徐々に顔や手といった敏感な部位に触れることも有効です。
④立つ
立つことは人の基本的な欲求です。立つ動作を援助することは人間らしさを取り戻すきっかけになります。1日合計20分立つ時間を作ることで寝たきりになるのを防げると提唱されています。
私自身もこのような考え方を意識して、日々利用者さまと関わっていきたいと思います😌
📸リハビリ中の素敵な笑顔です😊